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噛みしめ癖を知っていますか(第2回)

前回歯が当たるのは食べる時と飲み込む時ですと書きました。

みなさんこの記事を読んでいただいて、それ以外で歯が当たっていることは有りましたか? 今回は無意識のうちに噛みしめ癖が出ているか、いないかを確かめる方法を少し書いてみたいと思います。

ここで注意していただきたいことは”くいしばり”と”かみしめ”は似ていて異なるものだという事です。

①食いしばりは習慣的に力を入れたりするときにギュッと噛みしめることで、長時間は疲れてしまうのでできません。

②噛みしめは軽い力で無意識に長い時間行っているものです。

前回食べていない時でも歯が当たっているとお感じになった方やお仕事中に噛みしめを自覚された方は、自宅や職場で目につきやすい場所に目印(たとえば歯と書いた付箋を貼りつけるとか)を何か所も設置して、噛みしめていないかを気づく機会を増やしてください。そうして自分が噛みしめ癖があることをしっかり認識していただく事がとても大事です。

噛みしめ癖が自覚できたら、それに気づいたとき、大きく深呼吸をして息をゆっくり吐き出してください。その時(息を吐く出す際)、上と下の歯は離れている状態であることを体感してください。上下の歯の当たっていない間隔を知ることがとても大事です。(^_^

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